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チャート分析の基本⑤~サポートとレジスタンス~

    

価格は、山と谷を繰り返しながら動いていきます。

では「山」と「谷」、「サポート」と「レジスタンス」とはどういうものかというと、
「谷=上昇後に反落しつけた安値」は「サポート」と呼ばれ、
チャート上で売り圧力に勝る買い圧力が存在する価格水準のことを意味し、
通常は、前回反落時の安値と定義されています。


「レジスタンス」は、逆に売り圧力が買い圧力に勝る価格水準のことを意味し、
前回高値と定義されています。

上昇トレンドでは価格が一度高値を付けた後、再びその高値を越えて上昇します。
下降トレンドでは価格が一度安値を付けた後、再びその安値を破って下降します。

サポートとレジスタンス

つまり、上昇トレンドが継続しているときは、各サポートラインが一つ前の
サポートラインより高い所にあり、さらに、レジスタンスラインも一つ前の
レジスタンスラインより高いところになくてはなりません。


上昇トレンドにおいて前回の高値を抜けなかった場合や、下降トレンドのなかで
前回安値を破れなかった時は通常、トレンド転換の最初のシグナルとなります。



サポートとレジスタンスの逆転

そして、サポートやレジスタンスが決定的に破られると役割が逆転して、
レジスタンスがサポートに、サポートはレジスタンスになることがあります。
(下図参照)

サポートとレジスタンスの逆転

これはどういうことかと言いますと、
サポートとレジスタンス形成の心理的背景を考えてみるとよく理解できます。

あるマーケットを例に、既に買っている人、売っている人、ポジションのない人、
三者三様の心理状態を考えてみます。

マーケットがサポートライン付近でもみ合った後、上昇し始めたら、サポート付近で
買い持ちにした人は喜ぶと同時にもっと買っておけばよかったと後悔するでしょう。

そしてもし再び価格がサポート付近まで戻れば、買い増すことでしょう。

売っていた人は自分の間違いを認めるか、あるいは間違っていたかもしれないと疑い、
無傷で買い戻しができるポイント(ブレーク・イーブン・ポイント)まで戻ってくれることを願うことでしょう。

そしてポジションのない人はさらに二つに分類できます。

一つはポジションをもっていなかった人、もう一つはサポート付近で以前に買った玉を仕切ってしまった人です。

後者の人は当然早く手仕舞ってしまったことを悔やみ、仕切ったレベルでもう一度
買い持ちのポジションを作るチャンスがくることを望むことでしょう。

買うか売るか決めかねていた人は価格上昇の現実を前に、
買いからマーケットに参入する前提で次の買い場を探すことになります。

以上、四つに分類された人たちはすべて押し目買いを決心していることになり、
価格がサポート付近まで下落すれば、これらの人たちの買い意欲で価格は押し上げられるでしょう。


また、特定のサポートとレジスタンスの重要度は、

①どれくらい長い期間そこで取引が行われたか
②それがどのくらいの取引量か
③どれくらい最近の取引か

の三つの要因で決まります。

取引期間が長くなればなるほど、取引量が多ければ多いほど、
また、取引が直近のものであればあるほど、そこのサポートやレジスタンスが重要になります。

では、次にサポートとレジスタンスを使った仕掛け方を実戦形式で見ていきましょう。